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ごめん、愛してる ~最終回

終わりましたね。
私は、前半ソ・ジソブのカッコ良さにハマり、彼ばかり見ていて、あまり内容にはハマれないまま・・・
そして、ハンカチ不要のままとうとう最終回を迎えたわけですが・・・
ここへきて、大泣きしちゃいました!(ToT)ハンカチでは間に合わず、バスタオル必要です。(笑)
それも、結構冷静に見てたのに、勝手に涙がこぼれてるって感じで・・・
そして、見終わってからの方がもっと泣けました。

(以下ネタばれ)



最終回での衝撃的シーンは・・・
ユンが、ムヒョクに実は自分は養子なんだ、と告白するシーン。
ユンがとてもカッコよく見えました。今までの甘ったれのユンじゃなくて・・・
それから、やっぱり最後のウンチェですね。
まさかこんなことになるとは思ってもなかったです。
だって、ムヒョクが死んでから1年も経ってるのに。
それに、15話でムヒョクに「死んでいく人が一番かわいそうで、残された人は何とか生きていくのよ」1ヶ月したらみんな忘れちゃうの、みたいなこと言ってたしね。まあ、強がりだということはわかるけど、まさか自殺しちゃうなんて・・・めっちゃショックでした。
そして、問題の最後のウンチェの言葉。
「許してください」と訳は出たけど、直訳では、「罰を受けます」だったということ。
このドラマには、きっと最初から台詞の端々に意味があってすべてがつながてっるような気がします。
それが日本語訳なると、しっくりこない部分もいくつかあって、いまひとつハマれなかった原因はそこにもあるじゃないかと、勝手に分析してみたりしました。
その点でちょっと残念に思いますね。韓国語がさっぱりわからない私にとっては仕方ないことですが。
きっともっと奥深いメッセージがいっぱいあったんじゃないかと思うのです。
「トルティガ」って、ウンチェのことを呼びますが、ボケ子ちゃん、とかに訳されましたけど、直訳すると石頭?石ころちゃん?みたいな感じらしいですが、きっとそれも独特のニュアンスがあるんじゃないかな、って思ったりします。

ウンチェが「サランヘヨ!サランヘヨ!サランヘ!・・・・」何十回も言ったのに、抱きしめてあげることすらできないで、ただ立ちすくむムヒョク・・・泣けます。
こんな結末がわかっていたのなら、ギュッと抱きしめてあげて欲しかった。あぁ、泣ける・・・
どうして自分の感情をあそこまで抑えてしまうの・・・ムヒョクよ。
ラーメン食べながら、「オンマ!」って言ってもいいじゃない!
オンマを愛するゆえに、そんなこともできずに。外で母に挨拶を捧げるムヒョク。
それを感じとったのか、ラーメンの鍋を洗いながら、なぜか涙が出てくるオンマ・・・泣ける。

ウンチェは、ふたりの男性の愛のために板ばさみになって、本当に最後までかわいそうでした。
ウンチェのアボジは、罪深いですね。だから、ウンチェを失うという「罰を受ける」のでしょうか。
そして、ユンのオンマは、ムヒョクが自分の息子だということを知らずにずっと生きていくのでしょうか。
ユンは、必ず言うよ、ってムヒョクに言ってたのにね。
ウンチェが死んで、この先どうなるんでしょう。

しかしあのエンディングは・・・すごい。
普通のドラマなら、ユンの復帰コンサートの空席に現れて終わりそうなものなのに・・・私は現れると信じてました。
最後にとことん裏切られた感じで、それがまた余韻を引きます。
作者によると、これはとことこん残酷に終わりたかったんだそうです。
韓国では、実際に捨て子や養子に出される子が多く、その親へのメッセージが込められているんだとか・・・
みなさん、子供は責任持って育てましょう。ほんとに。
あぁ、久々に衝撃的なエンディングのドラマでした・・・
by dwarf-mkk | 2005-09-19 21:15 | 韓ドラ(映画)